サロン開店前に準備しておきたいこと
サロン開業の資金の目処が立てば、具体的に準備を進めていかなくてはいけません。
まずはサロン自体の準備が必要ですよね。
店舗・お店の準備
自宅で開業する場合
自宅で開業する場合は店舗のように契約などは必要ありませんし、契約の資金も必要ありません。必要なのは内装費と什器、そして消耗品となります。
内装をお客様仕様に工事をする場合はその資金が必要となりますね。
例えば、和室だった部屋を洋室に変更、古くなった床材や壁紙を張り替える、お客様専用の出入口を設置する、などです。
施術によってはシャワーなども必要な場合もありますので、自宅兼用にするのであれば、お客様の利用に耐えうるよな清潔さを保つ必要もあります。そのためには、築年数が立っているのであれば思い切ってお風呂場の改装や、プロの業者にまかせる清掃が必要かもしれません。
そして、外側が整ったら内装をサロン風にしなくてはいけません。市販のカーテンや布で見せたくない部分を隠したり、南国風の布を壁に賭けたり、観葉植物を置いてリラックスできる雰囲気をだしたりといろいろとあなた好みで、お店のコンセプトにあったインテリアを作り出しましょう。
店舗を借りてお店を開業する場合
物件の契約が済むと内装にとりかからなくてはいけません。多くの物件はスケルトンと言って、店舗内は何もないコンクリートむき出しの状態で引き渡されているはずです。ですので、壁紙を貼ったり、床に床材を敷いたりと内装工事が必要となります。
居抜き物件を契約した場合、以前のお店がサロンであってあなたのコンセプトに合う内装であれば工事の必要はありませんが、違う場合や古くて使用に耐えられないようなのであれば工事が必要です。
内装工事はいくつかの業者自分のコンセプトを伝え、見積もりを取って一番よい業者を選びます。できれば3〜4社の見積は取るのがよいでしょう。
その際、必ず見積もりの詳細を比べてみるのが重要です。各業者様々な項目で金額を見積もりますので、一項目ずつ金額を比較して、それが妥当かどうか検討します。また、A社にはあるのにB社にはない項目などもあるかもしれません。その場合、B社にはそれはどの項目にあたるのか、無いのであれば見積は増えるのかなど確認できるからです。
什器の準備
什器とは、施術用のベッド・チェア、ワゴン、スツール、待合室のイスや机、鏡などを指します。
施術用ベッドは簡易なものから、自動でアップダウンできたり、リクライニング機能がついていたりするものがあり、ピンからキリまで値段の開きはあります。開業資金はなるべく抑えたいところですが、お客様がリラックスしてもらえるように、ある程度よいものを利用したいものですよね。
施術用ベッドは、マッサージベッドなどと呼ばれ、ネットでも手軽に手にはいります。
施術用マシン
痩身やフェイシャルのエステサロンであれば、マシンは重要ですよね。それによって、提供できる商品が違ってくるので、あなたのコンセプトに合った機器を選ぶことになります。
フェイシャルなら美顔器、スチーマー、導入機、ピーリング器具、様々な機器があり、数万円から数十万、数百万までその機能によって様々です。
いろいろな業者もあり、高級な機器であれば営業マンがいたり、ショールームでデモ機が試せたりする業者も多いので、時間をかけて何種類も試してみて選ぶことが重要です。
知り合いのサロンさんにその機器の使い心地を聞いたり、実際に施術を受けてみるのもよいでしょう。
高額の機器の場合、買い取りだけでなく、リースという方法もあるので予算に合わせて選択しましょう。
消耗品
施術に使うタオル、使い捨てシート、コットン、スポンジ、使い捨てショーツ、そしてマッサージに使うジェル、アロマオイル、フェイシャル用の化粧品など、使うと無くなる、業務用の商品です。
専門の卸業者さんも多くいて、営業マンがお店にきてくれるようなところもありますが、そういうのは面倒で嫌だという方には、ネットでも卸価格で手に入る業者もあります。
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